圧倒的な人口ボーナスを武器に経済が急成長を見せているインドですが、音楽業界でもその数字が話題となっています。
インドの音楽ストリーミングサービスの最大手「Gaana」(ガアナ)のMAU(月間アクティブユーザー)が1億人を超えたということがニュースとなっています。さらに業界2番手の音楽サービスもMAUが1億人を超えているそうです。日本で最も広く使われているアプリ「LINE」でMAUが8000万人とされていますので、1億人という数字をインドの一音楽アプリが記録していることには驚かざるを得ません。
同規模の人口を持つ中国は、国家の性格からその市場は外国企業に対して広く解放されているとは言えず、多くのグローバルサービスがサービスインを断念してきました。一方インドは、中国と比較すると外国企業の参入が容易と言われており、ITサービスにおいてもグローバル企業がサービスを始めるケースが増えています。中国の次はインドと言われていますが、人口減と経済縮小が見込まれる日本の外にビジネスチャンスを見出す場合、インドは一つの将来有望なマーケットと言えるでしょう。
【朝礼ネタ vol.233】