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「1.6%」 >>> 日本の移民比率(2015年)。主要先進国10〜20%に対して少ない水準。

世界では移民の動きが非常に流動的です。
2015年の数字ですが、アメリカやドイツ、イギリス、フランスでは人口の12-15%、カナダやオーストラリアでは20%以上が移民で占められており、今や政治や経済において無視できない存在となっています。

一方、日本は近年外国人が増えてきたとはいえ、2015年の数字では移民比率はわずかに1.6%です。先進国の中でも非常に少ない数字です。これは国策として移民を受け入れない方針を取ってきた結果であり、そのおかげで日本国内の労働者や治安が守られてきたという良い面もあるかと思います。

ただ、ご存知のように日本は人口が増えない少子高齢化社会に突入してしまいました。この先、人口減による経済規模の縮小が予測されています。アメリカやドイツもかつて人口減少社会へ向かう可能性がありましたが、移民政策により人口増・経済成長の社会へと変貌したのだそうです。

2019年、日本も法律改正により、これから段階的に移民が増えて行く可能性が高いですが、治安の悪化などマイナス面ばかりに目を奪われずに、マクロの視点を持って日本経済が再び成長するベクトルの中で、どのように移民の方々とうまくやっていくかという視点で考えていきたいものです。

【朝礼ネタ vol.117】

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