社会人を対象にしたあるアンケートによると、「仕事をサボったことは一度もない」と答えたのは19%だったそうです。真面目を絵に描いたような日本人像だと思います。
ただ裏を返すと、8割以上の人は大なり小なり、仕事をサボった経験があるということです。なかなか身近な人には言えないことなので、周りの人がそうだとなかなか気づくことはありませんが、時にはそういう息抜きも必要ですし、人間らしいなと個人的には安心しました。
日本人は人生の優先順位で”仕事”がTOPに来る有数の国ですが、国際競争力のあるビジネスがどんどん生まれているとは言えない状況にあります。もしかしたら、仕事をする以外の時間が少ないが為に、勉強する時間が不足していたり、日常生活の中から新たな需要を見つけたり、あるいは新しいアイディアを思いついたり、そういった余裕が作れていないことが原因の一つなのかもしれません。
やるべきことはきちんとやりつつ、新しいものや興味があることについてインプットする時間を意識的に作ることができれば、結果的に仕事に良い影響が出るかもしれません。みんなで「いい意味で仕事をサボる」を推進するというのはいかがでしょうか?
【朝礼ネタ vol.315】