2019年春にNY市場に上場しわずか2週間で時価総額が2000億円に達し、話題になった企業があります。
その会社は「Jumia」というナイジェリアで生まれた企業で、「アフリカのAmazon」と呼ばれているプラットフォーム企業です。会員数400万人で、アフリカ14カ国で事業展開をしていて、物販やフードデリバリー、飛行機やホテルの予約などのサービスを展開しているそうです。アフリカのスマフォユーザーは2022年に6億人を超えると言われており、その市場規模・成長余地からこのようなアフリカ発のプラットフォームサービスが注目を浴びています。
かつて、アメリカの時代があり、その後中国の台頭、アジアの時代が到来、そして人口規模の観点からこれからインドの成長が見込まれています。そしてその後に来るのがアフリカの時代です。まだまだインフラが未整備という印象があるアフリカですが、一方で先進国の技術や資金がすでに流れ始めており、優秀な人材も増えているそうです。一言でアフリカといっても53カ国あり、それぞれに異なる文化があるようです。
私たちも海外戦略を考える際に、中国、東南アジア、インドの先、そうしたアフリカ地域を考えてみることも、世界の成長スピードを考えると、決して早すぎるということはないかもしれません。
【朝礼ネタ vol.231】