googleの20%ルールというのを聞かれたことがある方もいるかもしれません。
業務時間の20%を通常の業務ではないプロジェクトに費やすことができるという仕組みで、googleではここからかつて「gmail」や「Adwords」といった今や世界中の人が使用することになるgoogleの大ヒットサービスが生まれたのだそうです。
膨大な業務量で日々忙殺されている場合、新しいことを考える作業というのは後回しになりがちです。余裕ができたら考えよう、時間が取れたら考えよう。しかし、本来目まぐるしく市場環境が変化する現代のビジネスシーンでは、常に新しいイノベーションが求められるはずです。それは新しいビジネスアイディアに限らず、日常業務の効率化も含めてです。
googleの20%ルールの優れた点は、新しいことを考える作業を「義務化」したことにあると思います。新しいことを考えることを特別なこととせずに、日常業務にするというイノベーションです。私たちも20%とは言わずとも、1日数分でも、1週間に30分だけでも何か新しいことや日常業務の改善について、考える時間を意図的にとってみるというのもより良い仕事につながるかもしれませんね。
【朝礼ネタ vol.165】