不動産は除いて、金融資産を1億円以上保有する世帯を日本では富裕層と呼ぶそうです。
1億円と言いますと配当3%の株式に投資するだけで、年間300万円の不労所得が入ってくるという一つの憧れの数字ですね。
日本でこの富裕層と呼ばれる人は全世帯の2.3%、つまり100人に2人という割合だそうです。さらにどのような人たちかを見てみますと、平均年齢は56歳、世帯年収は40%の人たちが1000万円未満、80%の人たちが株式を保有し、投資歴は23年程度、平日ランチはお弁当、30%の人々はサラリーマン。と、意外にも堅実な生活をしている人々の人物像が浮かび上がってきます。ただ、富裕層の半数以上は、投資用不動産を保有していることも忘れてはなりません。
年収1000万円以下でも金融資産1億円を作っている人々は、日々の生活費(無駄を排除)を抑え、資産となる部分には思い切ってお金を投資していく、そして投資は30代から始めているというイメージになります。私たちも来るべき老後に備え、資産運用をしっかりとしていきたいものです。
【朝礼ネタ vol.201】