ワーキングホリデーという言葉を聞いたことがある方は多いかと思います。
ワーキングホリデーとは、「観光」に加えて「学ぶ」「働く」「暮らす」をすることで若者が総合的に海外生活を体験できる査証制度だそうで、日本とは現在23カ国が協定を結んでいるそうです。あくまで「観光すること」が主たる目的のビザですので、仕事や学習が主目的になることは認められていない、条件付きの特殊なビザです。
日本と一番最初にワーキングホリデー協定を結んだ国はオーストラリアで1980年だそうですから、今から39年前です。今でもワーキングホリデー制度を利用する日本人の半数以上を占める人気国です。
日本人のワーキングホリデー利用者は2万人前後で横ばいなのに対し、お隣の韓国は年間10万人の利用者がいるそうです。若者の海外志向の差が大きく現れていますね。
休暇を楽しむことをメインに長期間滞在可能なビザが得られるというのは、若者だけに与えられた特権です。今後、協定国が増えて、魅力的な選択肢が増えることでより多くの若者が海外体験を積んで、グローバル志向で物事を考えられるビジネス人材が増えることを期待したいと思います。
【朝礼ネタ vol.219】