世界で最もユーザー数が多いスマホゲームアプリと言われているのが、中国のテンセントゲームズが2015年に発売したマルチプレーヤーオンラインバトル型ゲーム「王者栄耀(おうしゃえいよう)」(Arena of Valor)です。そのアクティブユーザー数は何と2億人と言われています。ゲームキャラクターは中国の歴史・伝説から取られているそうで、日本でも歴史もののゲームは定番人気がありますが、中国でも同じように人気があるようです。
あまりの人気の過熱ぶりに、18歳未満のユーザーは1日のゲーム時間が2時間以下に制限されているそうです。またゲームの内容やソーシャル性から中毒性が高いゲームとされており、中国のユーザーの間では「王者栄耀(おうしゃえいよう)」のことを「農薬」と名付けて、親しまれているようです。
多くのヒット商品には「中毒性」があると言われており、一人のユーザーが繰り返しかつ長時間没頭してしまう要素があるそうです。ゲームにおいては、近年その一つが「ソーシャル性」であるそうで、たくさんのオンライン上の仲間とコミュニケーションをとりながらゲームを楽しむ仕組みを用意することで、中毒性を生み出しています。
私たちも、新しい商品開発をする際に、いかに「中毒性」を組み込むかということを改めて考えてみても良いかもしれませんね。
【朝礼ネタ vol.132】