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「300万」 >>> ブラックホールの観測に成功した”仮想望遠鏡”の精度。人間の視力に換算した数値。

2019年4月10日。世界で初めてブラックホールの撮影に成功したことがニュースとなりました。ノーベル賞に値するような歴史的快挙だそうです。

その撮影に成功したのが「イベント・ホライズン・テレスコープ」という国際プロジェクトで、世界8箇所にある電波望遠鏡を同期させ、地球サイズの仮想望遠鏡を作り上げたのだそうです。参加している日本の国立天文台の発表によると、その望遠鏡の制度は人間の視力に換算するとなんと「300万」だそうで、月面においたゴルフボールが見えるのだそうです。驚くべき望遠鏡ですね。

ところがこの”視力300万”の望遠鏡では、月や太陽は見えないのだそうです。不思議ですね。まさにブラックホールの撮影のためだけに開発された特殊技術なのだそうです。

ビジネスにおいては、気がつくとあれもこれもと最大公約数的なものを求めて結局月並みなものになってしまう時があると思いますが、ある1点だけをとことんこだわって狙うことで、大きな成果を上げることができることもあると思います。このブラックホール撮影の快挙のニュースからそのようなことを感じました。

【朝礼ネタ vol.215】

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