日本には30万ほどの種類の名字があるそうです。伊藤、伊東と同じ読み方でも違う漢字表記があるため、多種多様な名字があり、30万種類にもなっているようですが、世界でも多い方の国だそうです。ちなみに世界で一番名字の種類が多いのはアメリカで150万種類ほどあるそうです。移民国家であるアメリカにはそれだけ多くの名字があるというのはうなづけますね。名字の種類には国の成り立ちも関係しているようです。逆に名字が少ない国として有名なのは韓国で300種類程度だそうです。金・李(り)・朴(ぼく)の3種類で国民のほぼ半分になるようです。韓国はいわゆる単一民族国家ということでアメリカと非常に対照的です。中国も2万強ということで人口の多さにしては名字の種類が少ない国と言えるでしょう。また名字そのものがないモンゴルという国もあります。
名前の成り立ちや種類はその国の歴史や構成を知る上で、一つの足がかりになるようです。今後、海外とのビジネスが増えるに従って、たくさんの名前に出会うことになりますが、時折、名字に注目して、その国を知るきっかけにしてみても面白いなと思いました。
【朝礼ネタ vol.246】