日常生活において物事を決めるときに公正なルールと思われているものの一つが「じゃんけん」です。
個人の能力に関係なく、誰が勝つかは1/3、つまり33.3%で平等なバランスだと思われていますが、実はほんのちょっとだけ勝つ割合が偏っていることはあまり知られていないことかもしれません。
2009年に国内で700人以上を集めて1万回以上のじゃんけんを実施して得られたデータによると、グーを出す確率が35%と最も高かったのだそうです。次に多かったのは、パーで33.3%。一番少なかったのはチョキで31.7%。つまり、パーを出せば勝つ確率が35%で最も高いということになります。
仲の良い人たちであれば、じゃんけんでどれを出しやすいかなど傾向もあるかもしれませんが、初めて会った人などでじゃんけんをする場合、迷ったらパーを出すと覚えておけば、少しだけ勝つ確率が上がるようですから、覚えておくと良いかもしれません。
このように一見、平等な確率だと思われていることでも、実は偏りがあるということを知識として知っておけば、少しだけ人より得をできる可能性がありますので、ライフハック情報としてシェアさせていただきましたが、仕事上でもこのような事象を見つけられると良いと思います。
【朝礼ネタ vol.209】