アメリカの心理学者レナード・ズーニンをご存知でしょうか?
彼の提唱した法則はとても印象的で、私も意識しています。
それは「初動の4分間」(ザ・ファースト・フォー・ミニッツ)というものです。
何か新しいことに取り組んだり、重要なのにめんどくさいこと、あるいは日々の退屈なルーティンに取り掛かる時に、腰が重くなるという経験は誰しもお持ちだと思います。そこで、レーニンが提唱したのが、最初4分間がうまくいけばあとはうまくいく、うまくいくかどうかは最初の4分間で決まる、つまりとりあえず4分間だけ頑張ってみよう、というものです。4分うまくやれば、あとは慣性の法則が働き、作業を億劫に感じなくなるのだそうです。
また4分間の法則は、人との出会いにも当てはまるそうです。人の印象は最初の4分間で決まる、というわけです。
皆さんも何かに取り組むときに腰が重いなと感じた時、あるいは仕事でキーパーソンに初めて会うときなど、「The First 4 Minutes」初動の4分間を意識されてみてはいかがでしょうか?
【朝礼ネタ vol.289】