世界でもっとも厳しい動物愛護のルールを持つ国はイタリアだと言われています。
イタリアではペットをいじめたり捨てたりすると、1年以下の懲役と1万ユーロの罰金が課せられることになっているそうです。さらに、イタリアの中でも最も厳しいルールを持つのはトリノという街だそうで、そこではペットに一日少なくとも3回以上散歩させないと、500ユーロの罰金が課せられるのだそうです。日本円で約6万円ですので、非常に厳しい法律です。
1日3回散歩させるというのはなかなかハードルが高いように思いますが、イタリアでは年間数十万頭の犬や猫が捨てられていることが社会問題の1つになっており、厳格なルールを作ることで気軽にペットを飼い、飽きたら捨てるといった事象を少なくすることが狙いなのかもしれません。
飼い主の責任を自覚するために厳しいルールを作るというのは1つのやり方だと思います。ビジネスにおいても、一定のルールを作ることでターゲットをある種のふるいにかけるやり方というのは有効だと思います。
このようなやり方が効果的に使えるところがないか、今後の仕事の中でも意識してみたいと感じました。
【朝礼ネタ vol.360】