アメリカの永住権というと、なんだか凄いハードルが高いように聞こえるかもしれませんが、実はお金で買うことができるということを知っている人は意外に少ないかもしれません。
それはEB-5と呼ばれる投資永住権制度で、アメリカ国内の雇用を促進する地域プロジェクトに50万ドル以上を投資することで、その見返りとして永住権を与えるというもので、年間に1万人ほどの取得者がいると言われており、その多くは中国人なのだそうです。
アメリカでは長年、失業率の増加が社会問題となっており、その対策の一つとして外国人からの投資を元に国内雇用を生み出し、その見返りに世界最強国家の永住権を与えるという、Win-Winの仕組みとして考えられたのがこの投資永住権制度です。
魅力のある国家であれば、このような仕組みで国内に外国資金の投資を呼び込むことが可能な一例であり、将来日本でもこのような制度が有益になるかもしれないと思いますし、仕事においても、このようなWin-Winの仕組みを知恵を絞って考えることで新たなビジネスチャンスを生み出すことができればとてもやりがいがあると思います。
【朝礼ネタ vol.229】