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「6割」 >>> アメリカの自己破産理由のうち「医療費」が占める割合

盲腸の手術に200万円。
出産費用に150万円。
虫歯治療に10万円。
救急車を呼ぶと3万円。

国による手厚い保険制度がないせいで、アメリカの医療費はとても高額というのは有名な話です。

アメリカでは年間150万件に及ぶ自己破産者がいるようですが、その6割が医療費を払えないことによるものだそうです。しかもそのうち80%の人々は健康保険加入者です。日本は自己破産者数自体が6万件ととても低いですが、医療費による理由はわずかに2割です。

自由の国アメリカとはよく言ったもので、資産があったり能力がある人々にとってはある意味過ごしやすい環境とも言えますが、中流階級や低所得階級にとっては、怖くて病気もできないような医療環境であります。

これから日本を出て、海外移住をしようとする人々は増えていくことでしょうが、単純に物価や給料水準、生活費の調査だけでなく、医療費や保険制度など日本で当然だと思っていたことが一歩国外に出ると大きく変わるものがありますので、ぜひ注意したいものです。

【朝礼ネタ vol.154】

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