人類最速の男といえば、ウサイン・ボルトですね。100mを9秒58で走り、その最高速度は時速45kmだそうです。もはや自動車のようなイメージですね。
ところがボルトといえど、動物界ではトップではありません。最速のチーターは時速120km、ライオンは80km、キリンでも50kmを超える能力があるそうです。ただ、こうした早く走れる動物は基本的には持久力がありません。ボルトも同様です。短時間であれば早く走れるというのが足の早い動物の基本
ところがスピードと持久力を併せ持った驚くべき動物がいます。それがダチョウです。鳥類でありながら飛べない代わりに、陸上での凄い能力を持っています。時速80kmで何と約1時間も走ることができるそうです。人間に置き換えると、100mは5秒をきります。そしてフルマラソンは30分ちょっとで完走します。驚くべき数字ですね。
よく人の性格を表す時に、短距離向きとか長距離向きとか使うことがありますが、そのどちらも併せ持った優秀な人をまるでダチョウのようだね、という日が来るもしれません。私もビジネスマンとして、早いスピードで長い時間そのパフォーマンスを継続できる持久力を持ったダチョウのような能力を目指したいと思います。
【朝礼ネタ vol.260】