月によって変動はありますが、日本の株式市場の時価総額は世界の約8%を占めていて、世界第2位の市場と言われています。数年間、中国に2位の座を明け渡していましたが、米中貿易戦争の懸念を受けた中国市場の不調により日本が再び2位に返り咲いた状況です。
第一位はアメリカでそのシェアは何と50%前後。世界シェアの半分近くをアメリカが持っており、やはり世界の中心国といえます。そこに日本と中国を加えると世界の6割強。株式市場の規模で見ると、アメリカ、日本、中国が世界の3強です。
近年日本は、経済が停滞している、世界に遅れを取っている、少子高齢化が進む国に投資価値はない、もはや裕福な国ではない、など様々なネガティブ評価を受けていますが、それでも資金調達のメインストリームである株式市場においては時価総額が世界第2位に位置しているわけですから、我々もその国で仕事をする人間として、ビジネス先進国の誇りと自信を持って世界を相手に戦いたいものです。
【朝礼ネタ vol.163】