日本人が生涯で引越しをする回数は3〜4回と言われているそうですが、江戸時代に活躍した世界的に有名な画家・葛飾北斎は90年の生涯で何と93回の引越しをしたそうです。引越しの理由は掃除をするのが嫌いで、部屋が汚れてきたと思ったら引越しをしたために、これだけ多くの引越しを行ったのだという話がありますが、3万点以上の作品を残した葛飾北斎は掃除などに時間を費やす暇も惜しんでとにかく創作活動に没頭した結果かもしれません。
誰もが知る作曲家ベートーベンも56年の生涯で79回もの引越しをしたことで知られています。理由は諸説あるようですが、住む場所を変えることで作曲に必要なインスピレーションを得やすい環境を意図的に作り出していたのかもしれません。
新しいアイディアがなかなか生まれにくい場合、こうした偉人に倣って、行動範囲を変えてみたり、考える場所を変えてみたりするのも良いかもしれませんね。
【朝礼ネタ vol.226】