サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に初出場しアイスランド。名前こそ有名な国ですが、人口わずかに約35万人の小国です。東京都北区とほぼ同じ人口だそうですから、北区の選抜チームがワールドカップに出場し、世界の強豪チームを渡り合ったと考えると、当時のアイスランド国内の熱狂ぶりも十分に理解できます。
そして、ワールドカップ初戦が英雄メッシ率いるアルゼンチン。世界的にも注目された試合ですが、下馬評を覆し善戦し「1-1」と引き分けたこの試合の、アイスランド国内の瞬間テレビ視聴率はなんと「99.6%」にものぼったそうで、これはもはや国民全員が見ていたと言っても過言ではないでしょう。
国の代表チームを一丸となって応援することで国民全体が一体感を共有する。
このような規模の共感は政治やビジネスでは実現できないでしょうから、改めて「スポーツの持つパワー」を感じる一件でした。
【朝礼ネタ vol.033】