「1.3:1の法則」 >>> 一般の人が違いを認識できる差別化の基準。

1.3:1の法則というものがあるそうです。

これは一般的に人がその違いを認識できる差別化の数字だそうです。

例えば、ライバル会社の1万円の商品があったとして、同じ機能の商品を9000円で投入したとしても、実は消費者はその価格差にそこまで違いを感じないという話のようです。食品の内容量が100gから110gに増量した場合もそうです。10%アップはそこまで違いを感じないようです。

消費者に差別化をわかりやすく示すには、ライバルが1万円であれば、こちらは7700円にする必要があるし、増量する場合は100gから130gにすることで、初めて消費者にその違いを認知されるのだそうです。

新しく投入する商品やサービスの金額や数量、ボリュームなどを対象との比較から求める場合、少しでも上回れば良いと考えがちですが、消費者心理を参考にするならば、1.3:1の法則をきちんと意識した上で決定をした方が良さそうです。

【朝礼ネタ vol.327】