雑学ネタ

「2円」 >>> 1円玉の製造原価

1円玉ですが、製造原価はいくらくらいかご存知でしょうか?

答えは2円ほどだそうです。世の中で1円の価値のものを2円のコストをかけて作るということは作れば作るだけ赤字な訳ですが、見方を変えると2円の価値のものを1円で手に入れることができているとも言えます。例えば、1万円札の製造原価は20円ほどと言われていますが、仮に日本国の保証がなければ紙幣自体の価値は20円と考えることもできます。

硬貨、紙幣の中で製造原価が通貨としての価値を上回っているのは、1円玉と5円玉だけだそうです。

つまり、もし何らかの理由で日本通貨の価値がなくなった場合、所有している通貨のうち逆にその価値が上がるのは1円玉と5円玉ということになります。もちろんそのようなことは起こらない信じたいですが、このように表向きに信じられている価値とそのもの自体の実際の価値が違うという視点を持つことはとても面白いなと感じます。

仕事においても、皆が当たり前だと思っている情報をそのまま鵜呑みにすることなく、その情報が本当に正しいのかどうか少し立ち止まって考えてみる習慣を持ちたいなと思いました。

【朝礼ネタ vol.331】