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ヨーク大学の心理学者ロブ・ジェンキンス氏の研究チームは、25人の大学生を対象にした調査をもとに、「人間は平均して5000人の顔を覚えることができる」という研究結果を報告したそうです。
調査対象者は、女性が15人、男性が10人。
平均年齢は24歳で、年齢は18歳から61歳までだったとのことです。
細かい検証の仕方は省略しますが、ざっくり言いますと、
「家族」「友人」「友人の家族」「学校関係者」「バイト先の同僚」「近所の人」
=>平均549人
個人的に思い出せる著名人「芸術」「メディア」「映画」「音楽」「歴史的人物」
=>平均395人
調査用に用意された有名人リストから「知っている」と答えた人数
=>3300人以上
という結果が得られ、実際には個人により1000人〜1万人以上と大きなばらつきはあるものの、概ね平均すると5000人の顔を覚えているということのようです。
いきなり「5000人の顔を覚えているかどうか」と聞かれると、知っているわけがないと答えてしまいそうですが、これまでの人生の中で家族、親戚、小中高のクラスメート、先生、近所のおじさん・おばさん、サークル仲間、バイト仲間、職場の同僚、上司など直接付き合いのある人。よく行くコンビニや居酒屋、カフェの店員さん、駅員さんやバスの運転手さん、名前を知らなくても顔がわかる人。あるいはバラエティ番組、ドラマ、映画、音楽、スポーツなど著名人なども拾って行くと、意外と実際には5000人以上わかる人も多いかもしれません。
機会があれば、一度自分も試して見たくなるような実験ですね。
【朝礼ネタ vol.052】
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