ビジネスネタ

「15分間」 >>> 国際会議の同時通訳ローテーション。

google翻訳など、人工知能を用いた様々な翻訳ツールが出てきて、私たちも英語の文章の翻訳が容易になり非常に便利な世の中になったと思いますが、国際会議などで専門用語飛び交う現場でのリアルタイムのコミュニケーションの場では高度な翻訳スキルを持つ人材の方々が活躍しています。

それを同時通訳者というのですが、凄まじい集中力を必要とするため15分ごとに交代で仕事につくのだそうです。耳で会話を理解しながら翻訳したものを同時に口に出して伝えるわけですから、想像するだけでも凄まじい連続作業です。さらには、同時通訳が必要とされるような国際会議では一般単語以外に多くの専門用語が飛び交うため、ただ英語だできるというレベルでは業務への対応が難しく、事前に渡される資料を深く理解した上でのぞまないといけないのだそうです。

15分しか集中力が持続できないような密度の高い仕事というのは、例えばお客様との電話であったり、得意先でのプレゼンテーションであったり、相手側の反応を見ながらリアルタイムに話し方や話す内容を変えることがもしかすると似ている状況といえるかもしれません。15分しか続かないような高い集中力を必要とする場面を意識的に作って、メリハリのある仕事の仕方をするというのも面白いなと思いました。

【朝礼ネタ vol.350】