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2017年1月に就任して、様々なバッシングを受けながらも、まもなく2年が経過しようとしているアメリカ大統領・トランプ氏。ビジネスで成功を収めたアメリカを代表する資産家として広く知られていますが、実は大統領としての報酬は基本辞退しており、法律上1ドルだけを受け取っているそうです。
アメリカ大統領の報酬は年間40万ドル(約4400万円)とされており、報酬以外に税金のかからない経費として年間5万ドル(約550万円)が認められているそうです。よって実質5000万円というのがアメリカ大統領の年収になります。
3000億超と言われるトランプ氏の資産規模からすると、5000万円というのはそれほど大きな金額でないでしょうから、お金では買えない価値=地位と名誉・権力、間違いなく歴史に刻まれる偉大な仕事のやりがいを求めているのでしょう。そこには凄まじいプレッシャーを受ける日々と引き換えにしても、「世界を動かしている」ということに対するあまりある充実感があるのかもしれませんね。
トランプ氏の大統領任期はあと2年ですが、再選するとさらに4年任期が伸びます。ビジネスの世界ですと、実績や活躍の度合いに応じて高額報酬を得るのが一般的ですが、この1ドルの報酬で働くアメリカ大統領が今後どんな動きをして、世の中にどう影響が出て、世界がどう変わっていくのか、注目してみていきたいものですね。
【朝礼ネタ vol.087】
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