雑学ネタ

「20%」 >>> ノーベル賞受賞者のうちユダヤ人が占める割合。その分析力は世界最強!?

ダイナマイトを発明したことで知られるスウェーデン出身の発明家「アルフレッド・ノーベル」の遺言に従って、1901年から始まった世界的な賞が「ノーベル賞」ですが、2017年までに923人の受賞者がいるそうで、そのうち日本人は25人が選ばれています。とても多い印象はありますね。

ただ、実は全体の受賞者のうち20%以上を占める”人たち”が存在します。それが「ユダヤ人」です。あるレポートによると、様々な国に散らばっているユダヤ人は全世界の人口のうちわずか0.2%なのだそうですが、ノーベル賞受賞者のうち5人に1人はユダヤ人という驚くべき割合になっています。

一体なぜなのでしょうか?
ユダヤ人にはなぜ優秀な人が多いのでしょうか?

ユダヤ人の歴史は迫害の歴史と言われており、意図せず移住を強いられることが多くあり、その影響で様々な文化に触れ、幼少期より複数の言語を習得せざるを得ない状況が発生し、その結果多くの情報を得られる環境になったと言われています。どんな迫害を受けようとも、決して奪われないものが「知識」であるという言葉もあるそうです。生きる術として、知識を身につける。これがユダヤ人の根底にあるのだそうです。

さらにユダヤ教の教えの中では、物事を暗記することよりも、分析し学習するということに重きが置かれているそうです。ある事象に対して「なぜ」「どうして」を突き詰めて考え、物事をロジカルに捉えて理解するという思考法が一般的で、まさに研究者が日頃行なっている思考が幼少期から自然と身についているというイメージかもしれません。

多くの情報を得られる環境にあり、かつそれらを分析し論理的思考で学習できる。まさしく優秀な人が出てきそうなイメージが湧きますね。

ノーベル賞に限らず、多くの名だたる世界的大企業もユダヤ人によって生み出されてきました。人を変え、国の将来を変えられるのは「教育」であるとよく言われます。少子高齢化により経済規模が縮小していくことが見込まれる日本ですが、今後大きく再生するためのヒントがひょっとすると世界最強・ユダヤ人の持つ教育ポリシーの中にあるかもしれませんね。

【朝礼ネタ vol.089】