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1990年代にアメリカで誕生した、外貨取引をして利益を出す仕組み「FX」ですが、そのトレーダーの数は世界で50万人ほどと言われており、そのうち57%は日本人というデータがあるそうです。
FXで大儲けした、あるいは大損したという話をたまに聞いて、何だかギャンブルのような怖さを感じる方も多いFXの世界ですが、世界で一番盛り上がっているのはどうやら日本のようです。
世界で500年近くの歴史があって、数億人の投資家が参加している「株式取引」の世界と比べると、FXは歴史もまだ30年ほどと浅く、トレーダーも50万人程度と少ないため、株式に比べるととても小さな世界のようにも見えますし、半分以上のトレーダーが日本人ということを考慮しますと、どうも日本にいて日本人トレーダーの動きを研究することが利益に繋がるような気もしてきますね。
外国為替の取引市場ですが、そのトレーダーは半分以上が日本人という特殊なマーケット。ただし、投資は百戦錬磨のプロがいる世界です。外国人の心理を読むよりも日本人の心理を読むほうが随分と簡単なのは想像できます。一攫千金狙いで軽い気持ちで手を出して、プロの餌食にならないように気をつけるべき市場だと、この日本人比率の高さを見て、改めて感じました。
【朝礼ネタ vol.113】
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