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アメリカ・中国の貿易戦争が話題になっていますが、もはやアメリカの覇権を脅かす存在は中国のみとなっています。
13億人という圧倒的な人口による巨大な国内市場を持ち、かつ政府の強い統制のもと国民の様々な情報を使用でき、人工知能に必要なビッグデータを容易に得られ、場合によっては街ごと新しい試みに使えてしまうというダイナミズムを持っているのが中国です。
特に、南部の都市「深圳」(しんせん)は中国のシリコンバレーと呼ばれ、多くのテクノロジー企業が集結し、今や本家アメリカのシリコンバレーよりも早いスピードで動く街と言われているそうです。その深圳のある広東省は年間97万社もの新設企業が誕生しているそうで、いかにダイナミックに動いているかが分かります。日本全体の新規企業数13万社と比べてもとても大きな数です。
かつては「模倣すること」が中国の代名詞でしたが、もはや「模倣される国になりつつある」と米経済誌フォーブスは表現しました。
いま世界で一番早いスピードでイノベーションが起こり、テクノロジーが進化している街「深圳」に私たちは注目していくべきかもしれません。
【朝礼ネタ vol.178】
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