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2018年の春に話題になったニュースですが、フランス北部のリュジニー=シュル=バルスにあるパン屋「レイク・ベーカリー」 は、1週間休みもなく営業したとして罰金3000ユーロ(約39万円)の支払いを命じられたそうです。
パリでは日曜日に営業しないお店が多数あることは日本でも有名な話ですが、この地方でも週に1日は休みを取ることが法律で義務付けられているそうで、このパン屋さんは夏休みシーズンの繁忙期により多くの売上をあげるために休みなく1週間営業したことで、同地方の法律違反で罰金が課せられたそうです。その金額39万円!たった7日間営業を続けただけで罰せられるなんて、日本の小売店の状況からすると、何とも想像しがたい光景ですね。1日のパン屋の売上がどれほどのものかは分かりませんが、39万円きっと小さくない金額でしょうから、興味深いニュースとして世界に広がったのだと思います。
労働と余暇のバランスを追求するお国柄で、人々が働きすぎないように厳しく法律で縛っているのでしょうが、その一方で多くの機会損失や観光客の不便さを生んでいるのだと思うと、フランスの法律も今後、現実に合わせて変わっていくことが予想されます。
【朝礼ネタ vol.034】
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