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携帯電話の普及によって、90年代前半の最盛期100万台近くあった公衆電話は10万台ほどに減少しています。そして、その主な用途が一般電話から災害用電話に変化しつつあるそうです。
かつて公衆電話は日常になくてはならないものでした。公衆電話を使用する前に十円玉の用意が必要だったこと、1分間話すごとに10円ずつ必要だったこと、あるいは複数のテレホンカードを財布に入れていたことなど記憶にある方も少なくないのではないかと思いますが、1970年までは10円で時間制限なく話し放題だったそうです。今ではちょっと想像はつきませんが、当時「電報」から電話通信に変化した中で、電話で長時間話しをするということを想定していなかったのだそうです。
10円で使い放題と聞くと、なんだか現代の携帯電話のセールスコピーのようにも聞こえますが、50年前10円で使い放題だったのが公衆電話、2000円ほどで電話かけ放題が現代のスマートフォン。さて50年後には私たちはどんな端末でどんな金額で電話をできるのでしょうか?
【朝礼ネタ vol.245】
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