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日本でも最近、大手酒造メーカーではなく、地方の小さな醸造所が作った「クラフトビール」ブランドが増えており、スーパーやコンビニでも取り扱いが増えているおかげで、ビール好きの方々を中心に需要が伸びているようです。クラフトビールというより、「地ビール」といったほうがピンと来る方も多いかもしれません。数字で見て見ますと、2018年1月の数字で全国に300ほどのクラフトビール醸造所があるようです。
クラフトビールの本場はアメリカだそうです。
アメリカには2018年時点で、9000を超える醸造所があると報告されています。2008年には2000ほどだったそうですので、この10年で4倍以上増えたことになります。まさに世界は空前のクラフトビールブームです。
なぜクラフトビールは人気なのでしょうか。
一つには、少し値段が高くても「より個性的なもの」「スペシャルなもの」を好んで選ぶ人々が増えたことが挙げられます。大企業の意思決定では商品化されにくいような個性的な味わいを持ったビールは、小回りのきく中小規模醸造所の得意分野だそうです。万人受けせずとも、中小企業にとって十分なマーケット規模があれば、ビジネスとして継続できるということで、注目されているようです。
今後日本もアメリカのようにたくさんのユニークなクラフトビールが登場するでしょうから、そこから新たなヒット商品が生まれたり、海外でも売れるようなビールブランドが誕生するかもしれませんので、非常に楽しみな業界だと思います。
【朝礼ネタ vol.055】
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