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野菜は農地ではなく、工場で作る時代になりつつあるようです。
2020年の植物工場の市場規模は165億円になることが見込まれており、この数字は2015年の約10倍だそうです。さらに2025年には1600億円と、さらに5年で10倍以上の成長が見込まれており、まさに世界が注目している有望マーケットです。
ただ一般の農家で栽培する多くの品目と比較すると、工場栽培は非常にコストが高くなるため、価格競争力のある商品が作れないのが現状で、現状、遺伝子組み換え植物や生薬植物、機能性野菜など高付加価値野菜の分野での商品づくりが盛んなのだそうです。
日本は人口減社会ですが、今後世界は人口増加により、食料が足りなくなることが予想されています。農業とITやドローンによる生産性向上とともにこうした植物工場マーケットのグローバルでの発展が、そうした社会問題の解決に大きな役割を果たすわけですので、こうした衣食住に関わる分野には注目していきたいと思います。
【朝礼ネタ vol.206】
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