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「1億円」 >>> 1999年グーグルが売却をしようとしていた価格。

GAFAの一角を担い、今や知らない人がいない世界的IT企業グーグルですが、その時価総額は80兆円を超えています。

そんなグーグルですが、Yahooが日本を席巻してまさにITの時代が始まろうとしていた1999年に、実は1億円で売却をしようとしていたそうです。Yahooにも買収提案があったそうですが、Yahooは断ったそうです。これは今でもYahooの犯した最も大きなミスの一つと言われています。

Yahoo以外に1億円での売却に興味を示した会社はいくつもあったそうですが、結局グーグルは売却されませんでした。それは、創業者が買収に興味を示してくれた会社のテクノロジーへの理解を見ていたからだそうです。いくら希望のお金を出すと言われても、テクノロジーの理解のない会社には売りたくない、それぐらい自分たちが開発した検索のページランクの技術に自信を持っていて、近い将来必ず「検索の時代」が来ると信じていたからだそうです。

これから異分野の会社や専門性の高い人材との共同プロジェクトなど増えてくると思いますが、お金の話だけではなく、相手の持つ専門分野に対する理解・リスペクトがあってこそ、信頼関係のある良い仕事になると思いますので、そのようなことを忘れないようにしたいと思いました。

【朝礼ネタ vol.263】