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イギリスで受刑者にプログラミング研修(コーディング)を行うことで、出所後に仕事を探しやすくする試みが始まったそうです。サポートしているのはイギリス政府のファンドだそうです。実はこの取り組み自体は2010年にアメリカで「The Last Mile」という名前で始まっており、アメリカではプログラミング研修を受けた合計460人の受刑者の再犯率はなんとゼロ。現在平均再犯率55%と言われるイギリスの数字の改善に大きな期待が寄せられているそうです。
今回、イギリスでその研修を取り仕切るのがコード4000という非営利団体ですが、これは共同創業者であるDuane Jackson氏が麻薬所持で逮捕されてから、最初にハイテク企業を売却するまでにかかった日数だそうで、受刑者が社会復帰し、成功を収めるのに実に10年以上かかった事実を名前に採用しており、今後受刑者がより早く社会に復帰し成功を収めてほしいという思いが込められているのかもしれません。
アメリカ、イギリスと広がりつつあるこの受刑者プログラミング研修サポートですが、再犯率を下げる効果があるのだとすると各国が取り入れるべき素晴らしいアイディアだと思います。今後日本でも始まるかもしれませんね。
【朝礼ネタ vol.198】
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