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インド人といえばカレーを食べるというイメージが一番有名だと思いますが、これはおそらくそんなに間違いではないようですが、その次ぐらいに有名なのが「ターバンを巻いている」というイメージかもしれません。
実はターバンを巻いているインド人というのは全体の2%しかいないそうです。そしてターバンを巻くインド人というのは、ヒンドゥー教でもイスラム教でもなく、「シーク教」の人たちなのだそうです。シーク教はインド特有のカースト制度を否定していて、肉は牛・豚問わずなんでも食べて良い、他の宗教を尊重するといった特徴を持つ宗教で、厳しい決まりで知られる多数派の2宗教に比べると寛容な印象を受けます。
日本人だけでなく、諸外国でもインド人といえばターバンの印象があるのだそうですが、その理由はシーク派の人たちは比較的裕福で教育水準の高人が多いため、結果外国でビジネスマンとして活躍している人が歴史的に多いのだそうです。結果、2%という少数派でありながら、インド人の印象としてターバンが認知されるほどの存在感だったのでしょう。
シーク派のインド人は一生懸命仕事をすることでも有名で、他の2宗教と比べて、日本人に近いと言われているそうです。今後私たちもインド人と仕事をしたり採用する機会も増えるかもしれませんが、宗教も注目すべきポイントの一つになるかもしれません。
【朝礼ネタ vol.249】
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