「353万人」 >>> 1日平均乗降客数世界一「新宿駅」

2017年の1日平均乗降者数が353万人を記録し、ギネス世界記録に世界一利用者数の多い駅として認定されたのが「新宿駅」です。ちなみに乗降客数ランキングは1位〜23位までは日本の駅で、24位にパリ北駅がランクインしていてその数は約50万人だそうなので、いかに日本都心部の主要駅の利用者数が多いかがわかります。

新宿駅はJR、京王、小田急、東京メトロ、都営地下鉄と5社が乗り入れをしているターミナル駅で、さらに最近南口に巨大バスターミナル「バスタ新宿」ができた影響で、国内外の観光客や地方都市への帰省目的で利用する人々を呼び込み、さらなる利用者の増加が見込まれています。

それにしても1日373万人が利用するということは、1年だと13億人という計算になります。改めて考えると凄い人数です。しかも単なる乗換駅ではなく、駅周辺は大規模な商業地域が発達していて、世界有数の歓楽街もあり、すでに多くの外国人観光客も訪れている大人気エリアとなっています。

この新宿駅エリアが今後どのような変化・発展をしていくのかは分かりませんが、世界一多くの人が利用し、かつ多くの外国人が出入りするようになると一つ心配なのは治安の問題です。元々それほど安全とは言えないエリアではありますが、近年東京都の条例や取り締まりによって随分と危険が少ない街に変貌を遂げていますから、将来、「新宿駅」が世界一多くの人が集まりかつ、世界一安全な駅として世界中の人々に有名になることを日本国民として大いに期待したいと思います。

【朝礼ネタ vol.097】