雑学ネタ

「8.8km」 >>> サハラ砂漠が1年に移動している距離。

世界最大の砂漠といえばアフリカにあるサハラ砂漠ですが、実は今も拡大を続けているそうです。
その距離は1年で8.8km。シンガポール島の東西距離が42kmだそうですので、約5年で全て砂漠に飲み込まれてしまうほどのスピードです。

砂漠化が進行する理由はいくつかあり、温暖化による干ばつの悪化や人間による森林の大規模伐採、焼畑による緑地消費なのだそうです。特にアフリカでは近年人口増加が著しく木材の需要が高まっているため、それが皮肉なことに砂漠化を助長しているという背景があります。

砂漠化してしまうとそこは不毛の地となり、生活が難しいエリアになります。広大な土地を持つアフリカですから、今後の人口爆発にも耐えられるほどの土地はありそうですが、特に砂漠化が深刻な北アフリカの国によってはより深刻な問題です。

今後、アフリカ地域で新規ビジネスを考える場合、こうした砂漠化に関連する内容であれば、現地での需要が高いと言えるかもしれません。

【朝礼ネタ vol.262】