生活ネタ

「80m」 >>> 不動産情報でよく見かける「徒歩1分」の距離

首都圏や都市部など、電車が生活の中心になる環境では、物件選びの際に「駅から徒歩○分」というのが、とても重要な要素になりますし、実際に多くの方々が気にしていることだと思います。

「徒歩で○分」ってすごくイメージが湧きやすい一方で、子供と大人、ご老人、あるいは男女でもそうですが、すごく個人差があるように思いませんか?わき目も触れず、淡々と最短距離を歩くイメージなのか、あるいは景色を少し眺めながら、散歩のように歩くイメージなのか、随分とかかる時間も変わりそうです。

実はこれには不動産業界で決められた基準があるそうです。

徒歩1分 = 80メートル

徒歩1分は約80mだそうです。ですので徒歩5分ですと約400mとなります。

そして、80mを1分で歩くのはどういうスピード感かというと、「女性がハイヒールを履いて歩ける」ということなのだそうです。男性ではなく、女性を基準にしているあたり、すごく実生活に近くイメージが湧きやすいですね。

このように物件の立地を、距離(○メートル)ではなく時間(徒歩○分)で表現するのはマーケティング的な見地からだと思いますが、1分間スピーチなんかも「300文字スピーチ」と言われてもちょっとピンと来にくいでしょうから、やはり物理的な数よりも「時間」を使って物事をイメージさせやすくするのはとても効果的なマーケティング手法と言えそうです。

【朝礼ネタ vol.063】