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コンビニの数よりも歯医者さんの数よりも多いのが「美容院」です。
2016年の集計で24万店舗以上と言われています。
日本全国にある信号機の数が約19万だそうですので、信号機よりも美容院が多いというのはとても驚きの数字ですね。美容師は国家資格であり、現在約49万人の美容師が働いているそうですので、美容院1店舗あたり2名の美容師が働いているという計算になります。そして日本では毎年新たに1万人以上の美容師が誕生しているそうです。
日本では美容院の数、美容師の数ともに増加傾向にあるようですが、実は美容院が新規開店している裏で毎年8000店が閉店していると言われています。つまり閉店数を上回るほどの新規店舗があるという状況であり、これはつまり開業が比較的簡単な業界であり、その中で経営が立ち行かなる店舗の数も非常に多いということを示しています。
日本は少子高齢化で、これから人口減少社会を迎えます。市場規模縮小の状況では、24万ある美容院はシェアの奪い合いのフェーズに入っていくことでしょうし、そのなかで生き残っていくには、強い経営力や新しいサービス開発が求められることでしょう。あるいは異業種とのコラボレーションから新たなイノベーションが生まれるかもしれません。
30年後、美容院と信号機どっちの数が多いか、気になるところですね。
【朝礼ネタ vol.099】
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