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世界遺産は全部度どれくらいあるかご存知でしょうか?
答えは2018年時点で1092件です。
では世界遺産が最も多い国はどこでしょうか?
答えはイタリアで、その数は54件だそうです。
日本は22件ですので、2倍以上の数になります。
旅行先として日本でも大変人気ですし、ローマの街並み、コロッセオやフォロ・ロマーノ、バチカン、フィレンツェ、ヴェネチア、ピサの斜塔など有名な観光名所がいくつか浮かんできますが、実はいま挙げたのもすべて世界遺産に絡んでいます。
ではなぜイタリアにはこれだけ多くの世界遺産があるのでしょうか?
大きな理由がローマ帝国にあるそうです。
世界史上もっとも繁栄したとされるローマ帝国は2000年にもおよぶ歴史を持っており、最盛期にはいまのヨーロッパ全域にあたる地域を統治していたそうです。その帝国の首都があったのがいまのイタリアにあたる地域。それだけ長きにわたり圧倒的な力で国を治めていた結果、帝国の栄華を象徴するような歴史的な建造物や街並みが破壊されることなく、数多く残ったのだと言われています。
このように世界遺産一つとってもそれには裏付けとなる背景があります。
偶然のように見える世の中の物事にも、少し調べてみるとその裏付けとなる理由があることがほとんどだと思います。
ビジネスにおいても、驚くような出来事があっても他人事と思ってただ俯瞰するだけでなく、その背景を調べてみることで新たなチャンスが見つかるかもしれませんので、そのような意識を持って業務に取り組んでいきたいと思います。
【朝礼ネタ vol.119】
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