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2016年に総務省が実施した調査によると、通勤・通学に最も時間を使っているのは神奈川県民だそうです。
その時間は往復で1時間40分。全国平均は1時間14分だそうなので、神奈川県民は25分ほど長く通勤・通学に時間を使っていることになります。
たかが25分ではありますが、年間通勤日数を240日とすると、年間で約100時間になります。
例えば文庫本であれば、1冊読むのにかかる時間は4-5時間程度と言われていますから、年間で20冊程度を読めてしまう時間です。
日本人の平均読書数は年間40冊程度と言われていますので、神奈川県の方々は、他県民より読書をできる潜在的時間を多く持っているとも言えます。
通勤時間は、移動するためだけに強制的に奪われる時間とも言えますが、見方を変えると、一人だけで過ごすことのできる時間とも言えます。特に家族のいる方にとっては、1日の中で一人になる時間はとても貴重なはずです。音楽を聴いたり、ゲームをしたり、スマホでニュースを見ながら過ごすのももちろん良いですが、例えば、書籍でもオーディオブックでもポッドキャストでも良いのですが、「ビジネスに役立つことを勉強する時間」として、意識的に使うのも良いかもしれません。ちょっとした日々の使い方が、1年後に大きな差となる可能性があります。こうした考え方に立つと、「通勤時間の長い=強制的に一人になる時間が長い」神奈川県民の方々は逆に有利かもしれませんね。
【朝礼ネタ vol.149】
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