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2018年、中国の大学新卒者の平均初任給は5044人民元(約8万1700円)というデータが公表されました。日本は中国の2.5倍で21万1039円だそうですが、一人当たりGDPは4倍の差がありますので、それを考慮すると、中国新卒者のほうが生活水準として良い報酬を受け取っているということもできます。
ただし、日本の新卒者ではどの職種でも比較的平均的な給与水準を得られるのに対し、中国では都市間の差や業種間の差が非常に大きく、職種でいうと、例えば人工知能(AI)関連では1万1557人民元(約18万7200円)。アルゴリズムが1万2627人民元(約20万4500円)、ビックデータが9962人民元(約16万1300円)と、非常に高い水準にあります。
市場規模や経済成長を考えると、中国の給与水準は今後ますます上がっていくことでしょうし、10年後に経済が停滞する日本との差がどのようになっているのかは非常に興味深いと思います。
【朝礼ネタ vol.023】
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