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地震大国として世界でも有名な日本ですが、実際に数字で見てみても、世界で発生するマグニチュード6.0以上の大きな地震のうち、20%は日本で発生しているというデータが出ています。地震の回数で見ますと、世界1位はインドネシア、そして2位に日本、3位はネパールという順番だそうです。
そんな地震大国日本ですが、2011年の東日本大震災において甚大なる被害と死傷者が出たことは記憶に新しいところですが、実はその被害の多くは津波によるもので、建物自体の倒壊による被害は少なかったのだそうです。90年代の阪神淡路大震災を受けて、全国的に強化された建物の耐震性能による結果と言えるでしょう。
地震による多くの悲劇が起きた一方で、その都度経験値やデータを蓄積しており、いまや日本の建築物の耐震や免震技術、あるいは防災、災害対策技術あるいは自然災害発生の予測技術は世界トップレベルなのだそうです。かつては自動車・家電、近年はマンガ・アニメなど日本の輸出商品の代表格というものがありますが、もしかすると近い将来、日本の「災害対策技術」というものが日本輸出産業の代表になる日も来るかもしれませんね。
【朝礼ネタ vol.181】
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