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インターネットテクノロジーの進化により、人々の生活は格段に便利になり、生産性は飛躍的に向上したのは誰もが知るところであり、今やインターネットなしの生活はなかなか考えにくいのが実情かと思います。
その一方で、インターネット空間でのサイバー犯罪の被害も毎年膨れ上がっているそうです。データの破壊・盗難、資産の盗難、知的財産の盗難により世界では数百兆円の被害が出ているという統計もあります。既存のビジネスのIT化や新しいネットサービスの登場など華やかな世界にスポットライトが当たりがちなインターネットの世界ですが、その裏でコンピュータウィルスや悪意のあるハッカーなどのサイバー犯罪は常に進化しています。
セキュリティ従事者は対応に追われているそうですが、世界で見ると200万人ほど技術者が不足しているそうです。確実に需要があるにも関わらず、供給が追いついていないというのはなかなかもどかしい状況ですが、それぐらい技術者を育成するのは簡単なことではないようです。ただ、おそらくサイバーセキュリティというのはこの先インターネットがあり続ける限り、一生なくならない分野だと思います。大学、専門学校など、日本は国を挙げて人材育成に取り組む価値のあるジャンルではないかと感じます。
【朝礼ネタ vol.207】
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