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地球は毎年5万トンずつ軽くなっているそうです。
と、聞いてもピンとくる人はほとんどいないことでしょう。そもそも地球が軽くなっていようが重くなっていようが日頃それを実感することはできないわけです。ところが少し考えてみると実に不思議で、世界は現在人口増加ステージにあり、77億人の人口は2055年には100億人になると言われています。つまり毎年1億人ずつ増えているようなもので、一人50kgとすると毎年500万トン増えていると考えることができます。また世界中で都市開発が進み、どんどん新しいビルができています。目に見える世界からすると増えているように思えます。ところが目に見える変化は実は地球上にもともとあるものの物質が変化しているだけで、地球自体の質量には絵教を与えないのだそうです。
5万トンずつ軽くなっている理由は実は目に見えないものが変化していて、つまり空気なんだそうです。具体的には水素とヘリウムが失われていることが原因だそうです。
地球の質量という大きな対象を理解するには、目に見えるものよりも目に見えないものが大事だという話ですが、私もこれから仕事で様々な理解を超える案件に向き合った際、このようなミクロとマクロのバランス感を持って取り組めるように意識したいなと思います。
【朝礼ネタ vol.254】
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