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初代ファミコンのスーパーマリオブラザーズが発売されたのは1985年、今から30年以上前のことです。今の年齢で30代〜50代の方々で熱中された方も多いでことでしょう。今のゲームと比べて見ると、映像の解像度も音楽のクオリティも決して高くはありませんが、当時は衝撃的なものでした。ちなみにスーパーマリオブラザーズですが、ソフトはどのぐらいのデータ量だったか分かりますか?
答えは「45KB」です。
驚きませんか?
今ではスマートフォンでぱしゃっと1枚写真を撮っただけで、そのデータは2MB程度になりますので、つまりスーパーマリオブラザーズ50個分です。それにしても少ないデータ量ですね。あれだけの数のステージと音楽の情報、動きのバリエーションをたった45KBに詰め込んでいたわけですから、逆にすごい技術のようにも思いますね。ちなみに一斉を風靡したドラゴンクエスト3ですが、その容量は256KBだったそうです。こちらも今思うと非常に小さいデータ量です。
基本的にはデータ容量は増えるほどに表現の幅も広がるため、クオリティの高いゲームはできるはずですが、ユーザーが感じる面白さや体験は正比例の関係ではないかもしれませんし、小さなデータ量であってもそこにアイディアや工夫が加わることで、違ったベクトルで面白さが表現できるゲームというのもビジネスとしては有望のようにも思えます。
【朝礼ネタ vol.288】
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