雑学ネタ

「1億3000万円」 >>> ローマのトレヴィの泉に1年間に投げ込まれるお金。

イタリアの有名な観光名所といえば、ローマにある「トレヴィの泉」ではないでしょうか。名画「ローマの休日」にも登場する有名な場所で、訪れた人がその泉にお金を投げ入れると、願い事が叶うとされていて多くの観光客がどんどんお金を投げ込む光景が一般的となっています。

そんな世界有数の「お賽銭」スポットであるトレヴィの泉に投げ込まれるお金は、年間で1億3000万円になるそうです。これまではそのお金はカトリック教会系の慈善団体に寄付されてきたそうですが、これからはローマ市の財源として活用されることになっているそうです。観光スポットで生み出されたお金がそのまま自治体の収益になるのは、とても良いことのように思います。

日本でも神社でのお賽銭は非常に一般的ですが、基本的にはそれぞれの神社の運営に使用されているようですが、運営に苦しむ地方公共団体の新たな財源として、例えば映画のロケ地やアニメ・コミックのコンテンツとお賽銭を組み合わせた仕掛けを作り、外国人観光客を呼び込むことができれば、良い収益源となる可能性があります。

「お金を振り分ける」機能だけではなく、地方自治体のアイディアで「お金を稼ぐ仕組み」がどんどん出てくることを期待したいと思います。

【朝礼ネタ vol.266】