雑学ネタ

「100人程度」 >>> 世界の全ての国に行ったことのある人。正真正銘の世界一周旅行!

世界一周旅行という言葉があります。

小さい頃は世界一周と聞くと、世界の全ての国にいくことだと思っていましたが、実際には少し違うようです。明確な定義はないようですが、5大陸全ての国を訪れることであったり、あるいは複数の大陸と太平洋と大西洋を横断して出港地へ戻ることであったりするようで、大まかに言うと大きな大陸と大きな海をきちんと通過すれば、世界一周と表現することが多いようです。

ところが文字通りの「世界一周」、つまり国連加盟国193カ国+3カ国の合計196カ国、そのすべての国に行った人というのが世界には100人程度いるそうです。そのうちの一人が史上最年少27歳で全ての国を回ったとしてギネス認定されたアメリカ人女性キャシーさんで、かかった日数はわずか18ヶ月だそうです。平均すると1ヶ月で10カ国ですので、1カ国あたり3日間滞在というなかなかの弾丸ツアーですね。金額は2200万円ほどかかったそうです。

「かわいい子には旅をさせよ」という言葉がある通り、旅には多くの体験を経て人を成長させる効果があります。世界一周を終えたキャシーさんは、女性であることが故のネガティブな体験もあった一方で、多くの良い体験もあり、総じて世界の人々はやさしいと感じたのだそうです。シンプルですが素敵な話ですね。そして、文化の多様性、人種の多様性、食事や風景の多様性においてアメリカ以上の国はないと感じ、改めて母国が好きになったそうです。

いったん日常の外に出てみて、そこから自分たちのいた環境を客観的に見ますと、その良さであったり恵まれている点に改めて気づくこともありますし、改善点も見つけやすいということはよくあることです。私たちも普段は一生懸命に仕事をする一方で、時には休みを取って「日常の外に出る旅」をしてみるのも良いかもしれませんね。

【朝礼ネタ vol.116】