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「100%」 >>> アイスランドの自然エネルギーによる発電割合。

「火と氷の国」と呼ばれ、200以上の火山と国土の12%を占める氷河を持つヨーロッパの国がアイスランドです。人口はわずか35万人と小さい国ですが、現在この国のエネルギーは100%全て再生可能な自然エネルギーで賄われているそうです。

主要な電源は「水力発電」(7割)と「地熱発電」(3割)。

ここで特に注目したいのは「地熱発電」で、アイスランドでは1973年のオイルショックをきっかけに石油・石炭に頼らない、火山保有国の特徴を生かした地熱エネルギーの開発に力を入れたのだそうです。そして、その地熱発電を支えている発電機「タービン」の多くは日本製なのだそうです。地熱発電では錆に強い耐久性のある設備が必要で、そこに日本の技術が生かされているのです。

日本も同じ火山保有国ですが、実は資源量はアイスランド以上と言われています。火山資源と発電機設備の技術を持ち合わせる日本、原子力・火力に変わる新たな再生可能エネルギーの一つとしてこの「地熱発電」に期待したいものです。

【朝礼ネタ vol.111】