Advertisement
都心部の交通渋滞は世界的に発生している問題です。
アメリカ・ニューヨークの中心地マンハッタンもその一つですが、そこで新たなルールが導入されることが決定したそうです。その名は「中心業務地区通行料」だそうで、マンハッタン島を通行する乗用車に11.52ドル、トラックですと25.34ドル、ハイヤーやタクシーについては乗車あたり2-5ドルの課金になるようです。そして、徴収した財源は老朽化が進むニューヨークの地下鉄の補修・整備に当てられるようです。渋滞を解消しつつ、公共交通機関を整備しながら利用者を増やすというのは何とも良い仕組みのように思います。
このように異常な混雑地域に課金をして分散化を図る試みがうまくいくとなると、世界的に波及することが予想されます。このマンハッタンの通行料の仕組みは2021年以降の運用開始とされており、最終的にどのような制度になり運用されどのような結果を生むか分かりませんが、非常に注目すべきニュースだと感じました。
【朝礼ネタ vol.224】
Advertisement
Advertisement