生活ネタ

「18.3%」 >>> 日本での男性の家事分担率。世界一低いレベル。

2012年に国際社会調査プログラム(ISSP)が実施した調査によりますと、18歳未満の子がいる夫婦間で男性の家事分担率が日本は最下位だったそうです。その割合は18.3%。家事全体の2割弱という数字です。先進国は軒並み30-40%という数字で、男性の家事分担が比較的高い傾向にあるようですから、日本の女性への家事負担の偏りは際立っています。

日本も共働き夫婦が増えて、これから男性の家事分担は増える傾向にあるかもしれませんが、まだまだ料理、洗濯、掃除、育児などは女性がやるものという観念がとても強く残っていることでしょう。

これは家庭に限らず、仕事においての話にも通じます。

これから外国人労働者と働く機会が増えていく中で、欧米諸国では一般化している男性の育児休暇取得をはじめ、様々な家事・育児に関する海外の常識が日本でも広がっていくことでしょうし、外国人がストレス少なく働ける環境整備も企業は進めていく必要があります。お茶を入れたり、会社の雑用を行うのも比較的女性が多い傾向にあるかと思いますが、こうした”職場での家事分担”についても、もしかすると見直していく必要があるかもしれません。

家事分担では後進国の日本ですから、この部分は欧米諸国に学ぶべきところは多いと思います。

【朝礼ネタ vol.146】